ファクトフルネス
(10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣)
2019年のベストセラーにもなった、この本
!!ご存知の方も多いと思います。
『FACTFULNESS』ファクトフルネス
著者の経験や膨大なデータにより、
多くの人々が誤解している世界の真実の姿を紹介する本なのですが、、。
問題形式になっていたり、専門用語も少ないためとても読みやすい!!
そして、
自分がどれだけ勘違いや思い込みで、生きているのかがわかります、、。
そもそも人間の脳は、
無意識に、、、
「世界の見方をドラマチックにしてしまう」
のだとか、、!!!
いつでも最新の情報にアクセスできる環境にある人でも、
ありのままの世界の姿を見ることは難しいのだそう。
脳が無意識にドラマチックにしたがるからだそうです、、、
そしてそれは、、
進化の過程において、、
人間の脳に組み込まれてきた
「瞬時に何かを判断する本能」
「ドラマチックな物語を求める本能」
が原因なんだそう、、、。
世界を正しく認識するには、誰もがもっている、、、
10の『ドラマチックな本能」
について理解し、
そういった本能の存在を認め、、
そして抑制する術を学ぶ必要があるそうです!!
10もある本能、、、
読んでいると、、
自分の勘違いと思い込みに、、
目から鱗、、、
そして、ホッとします。
例えば、、、
その中の一つの
「ネガティブ本能」
物事はポジティブな面よりも、、、
ネガティブな面に注目しやすいという本能。
世界は
「悪い」状態と、
「良くなっている」状態を、
両立しているのに、世界は常に悪くなってばかりいると思い込みやすい。
世界の紛争や貧困についてのCMが流れるたびに、世界には一向に生活が良くならない人ばかりが増えているように思えてしまう、、。
悪いニュースはドラマチックに報じられることが多いため、良いニュースよりも広まりやすいのだとか、、、
脳が勝手にドラマチックにしたがり、、悪いニュースばかりがインプットされるという本能がネガティブ本能、、。
先入観や思い込みに囚われず、冷静な目で事実を見つめ直すこと、、。
その重要性は誰もが認識していますよね、、、
それなのに、、、
10の本能によって、、違った方向へ導かれてしまう、、。
しかし、思考の癖をそのまま放置していては真実は見えないままだそうです、、、。
思想の癖を抑制すること。
本能に任せてばかりではダメらしい、、。
冷静な目で事実を見つめ直す癖をつけるようにすることが大事なんですね。
10の本能を抑え、
物事を正しく認識することで、心が穏やかになり、前向きに受け止めることが出来るようになる、、、
この本を読むと、
私が勝手に思い込んでいた事や不安に感じていた事には、なんの意味もないことをデータに基づき教えてくれます。
そして、安心させてくれるのです。
そして、、
今回のコロナウィルスの蔓延により、
不安ばかりが取りだたされている現在だからこそ、、
この本の見方「ファクトフルネス」は希望になる気がします。
宮本。