憶うこと
今、、
コロナ禍で苦労している病院が
非常に多いと思います。
病院は、、、
常に忙しく。
常に苦労が絶えない場所。
そんな場所で、、
患者側になってみると。
色々なことを改めて感じました。
たくさんの同意書。
常に鳴っているナースコール。
ギリギリのスタッフ人数。
常に満床のベッド。
ルーティン業務。
病院は忙しすぎるのです。
私が看護師として病院にいた頃、、
「病院にいると病人になる」
よく患者様が言っていた言葉です。
病院は
病気を
治すところですが、、
病院にいると
心が
病気になってしまう、、
そんな意味が込められていた様に感じます。
自分では体が動かせないのに、
平気でナースコールを
手の届かないところに置くスタッフ。
言葉だけは丁寧なのに
全く心がこもっていないスタッフ。
流れ作業のように
決まったことだけしかしないスタッフ。
病院にいた頃を振り返ると、、
私も反省する事はたくさんあります。
昔、自分では髪を洗えない患者様の
髪を洗った際にとても喜ばれたことが
ありました。
その方からは、
退院後にお手紙までいただき、
髪を洗っていただいたことが、
長い入院生活で
何よりも嬉しかった出来事です!!
と、、、。
髪を洗っただけでそんなに喜ばれるとは、、、
きっと長い入院生活で様々な不満や
落胆、、諦め、、。
何度となく
悲しい気持ちになったのでしょう。
お手紙をいただき、、
申し訳ない気持ちになったのを
覚えています。
自分は本当に治っていくのか、、
いつ退院できるのか、、、
退院後は元の生活に戻れるのか、、
次から次に出てくる不安。
そんな中で、、、
一番頼りたいスタッフにも
寄り添ってもらえない態度や対応に
不満は積もり。
そして、
諦めていく。
心が病気になっていく。
「病院にいると病人になるのです。」
そんな事を考えていると、、、
あーーー、、、
病院にもgroomやHalekulani が
あったらいいのに。
と、、、思いました。
自分が患者であることを
少しの間だけでも
忘れさせてくれる。
そんな
時間と環境があったらいいのに。
当サロンのような
特別な空間で、、
患者であることを一時でも
忘れられる癒しの時間。
そんな時間があったら、、
きっと、、、
少しの不満も、、
嫌な治療も頑張れるかもしれませよね。
そして、何より!!
スタッフにも、、
一時でも仕事を忘れ、、
また頑張ろう♪
と思える、、
そんな癒しの時間が絶対に必要です。
スタッフの心と体が元気な病院は、
患者様の回復も早いはず!!
Groomが病院にあったなら、、、
そんな事を憶った、、
入院生活でした。
宮本。