医療は最新であるべきだけど、あるべきじゃない②
昨日の、パート①につづき…
本日もまた、感じたこと。
現在、コロナ禍において、
先日千葉県で、コロナ陽性反応の妊婦さんが、病院での出産が出来ず、自宅で出産の後…新生児が亡くなってしまうと言うとてもとても悲しい事件をニュースで見ました。
その他、日本の主要都市の病院がとてもとても大変な窮地に陥っていて、悲鳴をあげていることも、日々取り上げられています。
少し、申し上げたこととは逆行してしまうかもしれませんが、またこれも私たち2人で感じた、、、
病院での一コマ。
先日、わたしは癌の疑いがあり、精密検査を受けました。
その病院は、中央区が推奨している都内の病院。
検査の後は2週間後に、再度病院で結果を聞くと、明記してありました。
しかし、先日検査終了後、
先生より、結果は郵送します!!
その郵送物に、こちらからの指示を明記しますのでそれに従ってください。
と言われた。
え??先生。
もし、手術になったとしても手紙ですか?
と問うと、
はい!!そうです。
それでは、郵送をお待ちください。
と診療室を出ました。
次に受付の方に、再度同じ質問をすると…。
はい!そう言うことになります。
とりあえず、先生からの手紙に従ってください。それを見てどうしても、不安でしたら、お電話ください。
と少し、イラッとした顔をしながら会計の準備をしていました。
わたしは…混乱しながら…サロンへ戻りました。
そして、すぐにれーにはなすと…やはりそれはないよね!?
と言う話に…。
私たちは、
42歳と言う年齢。
そもそも医療者である。
何度か、病気を経験し、手術も何度か受けています。
そういう私たちが、癌の精密検査の結果を郵送で確認するのと…。
全く病気になったことのない、不安でいっぱいの一般の方。
ここには、大きな差があり、後者だった場合、恐怖と不安で押しつぶされそうになるはず。
病気のことは、
自分の体の中で起こっていることなのに…
先生に話を聞くことしか、自分の体の中で本当に何が起こっているのかわかりません。
それなのに…。
手紙で…郵送で結果報告…。
手術だった場合…。
きっと、怖くて怖くて、先生に話を聞いてもらい、少しでも安堵を求めたいと思うのが当たり前。
このような対応は、もちろん、コロナ禍の蜜を避けるためもあると思いますが…
昨日も伝えたように…。
心のつながりが少なくなっているような…。
高度であり、無駄なことはしない。
もちろん、これは、効率的ではありますが…。
人の心が…置きっぱなしな気がします。
なんだかなー。
瀧川