『長く一緒に居たいから』

長生きしてほしい人。
大切な人。
だから鬱陶しいぐらい、、。
言うのです。
『タバコ、、やめませんか??』
内科に勤めていた頃、糖尿病の患者様には教育的指導として毎日、指導室に集まっていただき生活習慣の見直しについての説明をしていました。
その中にはもちろん、喫煙のリスクについても、、。
患者さんも耳にタコ。
その頃はまだ院内でも喫煙スペースがあり、私が毎日、喫煙のリスクを説明しても、、指導が終わったその流れで、患者さんは喫煙所に行くのです!!
スタコラサッサと、、、。
『タバコやめましょうよ、、。』
何度言っても変わらないその行動。
そのうち、私は喫煙スペースに先回りし、ドヤ顔での待ち伏せまでするように、、。
鬼の形相でガミガミと怒りたおしましたよ。
他の患者様がひくほど、、。
しかし、皆さん、、やめないのです。
きっとその頃の私が指導に入った患者様は500人以上はいたと思います。
しかし、やめた人は何人いたのでしょうか?
その頃の私の本音は、
『ここまで言ってもやめないならもう知らない、、、』と諦めの気持ち。
『自分で吸い続けると決めたのなら、あとで苦しくなって後悔したらいい、、』と。
そんな意地悪な気持ちまでもっていたように思います。
今なら少しわかります。
なぜあんなに言っててもタバコをやめることはなかったのか、、。
私はその後、終末期の患者さんを看取る科へ。
そこでも、、
最後までタバコを吸いたがる人。
吸う力も残っていないほど衰弱してても、、それでも欲しがる人。
本当にタバコは中毒性が強いことを思い知りました。
喫煙暦が長ければ長いほど、肺はダメージを受けています。
少しの刺激にも咳が止まらなくなり、、痰が増え、、そしてすぐに炎症を起こすのです。
そして、何よりも、苦しむのが、、吸引。
鼻からも、口からも、チューブを無理やり入れられてのケア。
『苦しいからやめてほしい。』と涙ながらに懇願されたこともたくさんあります。
でも無理やりチューブを入れるのです。
肺の炎症を悪化させないために、、。
酸素を吸いたくても、、
息がはけない 。
だから
息が吸えない。
喘ぐような苦しむ呼吸。
全ては肺にダメージがあるから。
もちろん喫煙者の方に必ず起こるわけではありません。
しかし、
肺炎を繰り返す患者様。
すぐに酸素吸入が必要になる患者様。
高確率で、喫煙歴があるのです。
私の父もヘビースモーカーでした。
そして、やめるやめる詐欺を何度も繰り返していました。
しかし、タバコをやめて20年近くになります。
が、、、
先日、父の肺のレントゲンをみる機会があり愕然としました、、。
なんてきたない肺なの!!と。
20年も経過しても、、こんな肺なのか、、と、、。
それこそ、インフルエンザやコロナウィルスにかかってしまえば、すぐに重症化するでしょう。
心底、、、 怖いものだと感じました。
今、喫煙されている方は、、
長生きする為にも。
大切な人の為にも。
そして、のちのちの自分の為にも。
1日も早くタバコはやめてほしいです。
そして、
喫煙者の方で、、
japkasaiジャップカサイ(睾丸マッサージ)の施術を検討されている方!!
MEN’SGROOMでは睾丸マッサージの施術と共に禁煙も、、、♪
今度は、、しっかりと愛のある指導を行いますから!!