優しい娘でいられる距離
2021年12月10日
私の母はかなりの心配症であり
過保護です。
娘が40代になっているのに、
彼女の中の私は
10代でとまっているのでは?!
と感じるほど
今でも頻繁に連絡がきます。
友人の間でも
ウチの過保護な母は
有名でした。
実家ぐらしの間の門限は
21時。
外泊なんて絶対にダメ。
なので自由に遊んでいる友達が
とてもとても羨ましかったな、、。
そんな窮屈な
環境でむかえた
反抗期。
それはそれは
ぶつかりました。
お互いに手を出しあい
戦ったことも。
そんな母も今は
70才目前。
あちらこちらが痛むお年頃です。
会うたびに小さくなったように
感じるので
「介護」も
そう遠くではない気がします。
しかし、、、
病院、施設、在宅介護。
いくつもの現場を
見てきて感じたのは
「人は簡単には死ねない。」
ということです。
ピンピンコロリ。
はほぼ無理。
少しずつ動けなくなって、、
少しずつ食べれなくなって、、
少しずつ弱っていく、、、
長い時間をかけて少しずつ。
なので、
介護は長いのです。
そこで
私が目標としたいのは
「優しい娘でいられる距離」
この距離感を
しっかりと保つこと!!
長いであろう介護生活で
この目標は大事だな、、
と思っています。
まずは、
年末の帰省した際に
これから考えられる
様々な医療や介護を
一緒に
シュミレーションしてみようかと。
両親が望んでいる
医療。
望まない
医療。
現時点での考えを
聞いておくことから
はじめようと考えています。
もちろんその時になってみたら
変わることもあるでしょうし、
変わるベきでもあると思っています。
しかし
人は、、
必ず老いて、、
必ず死ぬ日がくるので。
話せるうちに
話せることから。
母とのいい距離感を
つくっていくためにも、、
できることから
はじめようと思っています。
宮本。