多汗症
引続き、、、汗のお話です。
自分の汗は嫌いですが、好きな人の汗は
ドキドキしませんか?
むかし、
好きな人にたくさん汗をかいてもらい、、
その汗を拭いたタオルをもらってきては、ジップロックに入れてしばらく保存していた私。
なんだか、好きな人の一部を手にいれた
感覚で嬉しかったのです。
共感してはいただけないと思いますが、、♪
さて、、
全身には約400万個の汗腺(皮膚にあって、汗を出す管状のせん)があるといわれています、、。
そのうち100万個が前のブログにも出てきた、わきが(腋臭症)に関係するアポクリン腺。
残りの300万個が多汗症の原因となるエクリン線で、自律神経(交感神経)に支配されています。
そして、
アポクリン腺から出る汗は粘稠で、
毛穴(脂腺)を通して出るため皮脂と混じり、さらに細菌に分解されるため、臭うのです。
けれど、、
エクリン腺から出る汗はサラサラしていて直接皮膚から分泌され、無色無臭。
そもそも、、
多汗症とは、、、
人並み以上に多量の汗をかき、日常の生活に影響がでてしまう状態のこと!!
日本人の120~240万人が多汗症といわれていますが、全員が病院を受診しているわけではありません。
多汗症ではない人でも、
次のような時は、ほとんどの方が多量の汗をかくと思います、、。

大勢の前で発表をする時!
大事な会議でプレゼンテーションをする時!
ホルモンバランスが乱れている時!
辛いものなどを食べる時!
運動をする時!
夏などで温度が高いと時!
発熱している時!
しかし、
上記のような要因がなくても、
多汗症の場合は、したたるくらい多量の汗をかくことがあったり、、。
手に持った紙が湿ってしまうほど、、。
それでは、日常生活に支障が出てしまいますよね、、。
また、
精神的ストレスや、極度の緊張で、多汗症の症状は悪化していきます。
この疾病は、幼少期や思春期に発症する方が多くみられますが、成長とともに軽くなる場合もあります。
そして、
一時的なものになってしまいますが、アルミニウムを配合した市販の制汗剤を使うと、汗を抑えられるので、不快な気持ちが軽減されたりもします。
そして、病院を受診すれば、内服薬や、外用薬、注射もあります。
人は1日に700~900mlの汗をかきますが、
あまりに汗をかきすぎて、気になるようであれば、精神的なストレスを減らすためにも、、、一度病院を受診してみてもいいかもしれませんね。
また前回もお伝えした、、脱毛で毛穴を減らせば汗の量の軽減にも繋がりますよ。
宮本。