「包茎の種類part3!!真性包茎」
今回は1.仮性包茎2.嵌頓包茎に引き続き
最後の3.真性包茎についてお話していきます。
真性包茎とは…
通常時・勃起時ともに全くペニスの皮を剥く事ができないのが真性包茎の状態。真性包茎のままでは正常なセックスは難しいです。
亀頭が包皮に常に覆われているため、亀頭の成長を妨げるため、射精時、精子が女性器の中で到達場所に届かない可能性があるため受精の確率も下がってしまいますね。
真性包茎の場合は清潔を保つことが難しいと言われています。
恥垢をきちんと洗い流すことが難しく、さらに皮が剥けていないので常に湿った状態にあるため一度菌やウィルスが侵入してしまうと、条件的に繁殖しやすいと言われています。
真性包茎の人がかかりやすい性病として、以下のものが代表されると言われています。
亀頭包皮炎
雑菌(主に大腸菌や黄色ブドウ球菌)やカンジタ菌が、亀頭や包皮に感染することで、ペニスにかゆみや痛みが出たり、白いカスが出る、赤く腫れるなどの症状が出る病気です。
真性包茎の人が、ペニスを洗う際に恥垢を綺麗に取り除くことが出来ないことで、その恥垢を餌に菌達が大繁殖してしまうのです。
しかし逆に無理に洗い過ぎても、デリケートな皮膚部分なので炎症を起こし、免疫力が低下することで細菌が増えてしまうという問題もあります。
尿路感染症
亀頭や包皮の部分で繁殖した菌が、尿路へ侵入してしまう事で炎症を起こし、排尿時の痛みが出る病気です。亀頭包皮炎と同時に併発してしまう人が多いようです。
尖圭コンジローマ
セックスによるヒトパピローマウイルス(HPV)に感染し、亀頭や包皮などの内側にイボイボが出来る病気です。
ヒトパピローマウィルスは湿ったところで繁殖が活発になるので、特に真性包茎の人はなりやすいと言われています。
性器ヘルペス
主にセックスやフェラチオが感染ルートでヘルペスウィルスに感染し、亀頭などがピリピリする痛みを伴う水膨れができ、やがて破れます。
真性包茎の人が手術を行った際に、包皮を剥くとヘルペスに感染していたことに気づくケースもあるそうです。
性器クラミジア感染症
主な感染ルートはセックスのクラミジア感染症は、尿道から膿が出たり、排尿時の痛みを引き起こしたり微熱などの症状が出る性病です。
しかし男性の約半分である50%の人は無症状という報告もあるので、知らない間に性器クラミジア感染症にかかっていた…ということもあり得るそうです。
もちろん、男性新生児の100%はみな、真性包茎で生まれてくる。
成長過程の中で、包皮をムキムキする行為を繰り返していると包皮の周囲の大きさ自体も少しずつ広がってくるといわれています。
露出可能になったばかりの亀頭部はきわめて敏感であり、手指で触れたり衣類へ接触すると痛みを伴いますが、恐れず少しずつ包皮をムキムキして、外気に触れさせ、清潔を保つことのトレーニングは大事ですよね。
また、病院へ行くとステロイド軟膏を処方されることがあります。
ステロイドは、包皮口を少し柔らかくして広げてくれる効果があると言われてます。
今のところ、ステロイドの多用性で包茎に副作用としては報告されていないようですが…。
それでもやはり成人になり、ある程度努力を試みた結果、形状の変化が現れないのであれば、確実な手術に踏み切る勇気を持てると良いのではないでしょうか…。
もちろん、何より男性の性感的にも違うはずです。
今まで未知の世界だったものを感じ取ることができるでしょう。
なによりも、パートナーとのより良いSEXライフを過ごすことができるでしょう。
そして、男性の真性包茎であることに対するコンプレックスも、しっかりとそこに向き合い認めて治療をすることで、パートナーとのより真摯に向き合える気持ちを持てると思います。
それは女性にとっても…。
そして、前にも述べましたが、蒸れや、清潔を保ちづらいことから、感染のリスクもあります。
そのまま女性との性行為をすることで、女性への性器感染をする可能性も大いにあります。
男性の心。
女性の体。
両方を守り…幸せに導くためにも…。
men’sgroom は男性のご相談に乗れる場所であり続けたいと…切に願ってます。