文福
2020年11月19日
私の好きな本の一つに
『見取り犬 文福の奇跡』があります。
この本は
「さくらの里山科」という
特別養護老人ホームの入居者の方と
そこで暮らしている
保護犬や保護猫。
また、老人ホームに入居される際に
一緒に入居した犬や猫達の物語。
その中でも
保護犬出身の文福の
不思議な能力には、
ただただ感動!!
なんと、、
文福は入居者の方が
亡くなられる数日前から、
お部屋の前で項垂れて動かない、、
といった行動をとるのです。
そう、、
入居者の方の最期が近いことを
わかっているかのように、、
ご飯とトイレ以外は
ずっと寄り添い続けるのだとか、、。
そして、
文福は、ただ単に入居者の方の
最期を察知しているだけではなく、
明らかに入居者の方の
「最期に寄り添う」
という意思を持っているのだそうです。
文福は
保健所で翌日には殺処分になるという、
まさに死の直前で保護された犬、、
かつては人間に捨てられ、
命を失いかけた文福が、
高齢者の最期を見守る行動に、、
胸が熱くなります!!
私の最期もこんな風だったら、、
幸せな終わり方だなーー。
と思ってしまう、、
文福とのストーリー。
犬が死の予測をできるのかは、
科学的な根拠はないそうですが、
「がんを見つける犬」
と同じように、、
高齢者が老衰で亡くなる前の匂いを
察知しての行動かもしれません。
それにしても、、
文福の行動はまさに奇跡、、、
会ってみたいなーー。
文福。
長生きしてほしいなーー。
文福。
動物好きの方も、
そうでない方も、
オススメな一冊です♪
宮本。